９月１１日に上田高校で実施された「２学年探究の日」に参加しました。

上田高校では、生徒たち一人一人が「課題探究」に取り組んでいます。様々な社会事象に対し、問題意識をもって調査し、解決に向けての方策を練り上げるため、GSⅡ（グローバル・スタディ２学年）という研究に取り組む時間が設けられています。

◎長野県の取組紹介
長野県庁での仕事の話を交えながら、ゼロカーボン社会実現に向けた長野県の取組について発表しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生徒からは太陽光パネルの設置で山林が開発されることを心配しているという声や、くらしふと信州で行っている具体的な活動をもっと知りたいといった発言がありました。

◎生徒の皆さんによる探究発表
グループごとの探究学習の中間報告では、街中に落ちているごみを分析し、ポイ捨てを減らすための面白いアイデアを考案しているという発表や、教室断熱ワークショップの企画と並行して、百円ショップでも買える材料を使って、コストを抑えてできる断熱DIYの方法を模索していることなどの発表をしていただきました。
どの発表も、日々の生活等の中で感じたことをもとにテーマを設定し、現場へ足を運んで調査をしたり、専門家に話を聞きとったり、実際に手や足を動かして取り組んでいる様子がとても印象的でした。
　　　探究で得た高校生ならではの気づきや、課題解決のために探究内容を精査している姿は、持続可能な社会づくりの大切な一歩であると感じました！

東信ジャーナルにも掲載されています。
https://tjournal.co.jp/local/ueda/post-31357/