11月27日に「ゼロカーボンミーティングin諏訪」を原村で開催しました。
　今回は「断熱改修からゼロカーボンをジブンゴトに」をテーマとし、断熱改修の事例報告や見学、パネルディスカッションや意見交換などの3部構成という盛りだくさんの内容に、60名が参加されました。

　第1部として、この断熱改修を支援した樋川さんからの事例報告や、断熱改修に向けて原村が意見交換を行っていた飯山市の取組報告（オンライン）、最後に富士見町で子ども居場所づくりを行っている西さんより、富士見町での取組報告がありました。

　第2部では、断熱改修の分野で著名な東北造形大学の竹内教授にもオンラインで参加頂き、県内で環境活動を行う平島さん、横山さんとともに、事例発表された樋川さん、西さんも加わった５名により、諏訪地域でのゼロカーボン浸透に向けた議論が行われました。

　第３部では、断熱改修した原中学校の教室に場を移し、見学と併せて生徒も交じって参加者と意見交換を行いました。隣接する未改修の教室との温度差を参加者は感じつつ、生徒達が日頃感じている効果や遮音など副次的な効果についても耳を傾けながら、施工に関する意見・質問が交わされました。

　今回の開催は、原村で昨年度から中学校で断熱改修の必要性・有効性を学ぶ機会を設け、それを実践する形で8月にDIYにより教室の断熱改修を行っていたことから、開催場所として選定しました。実際に見学し、生徒から生の声を聞けたことで、参加者のゼロカーボンに対する意識がさらに高まることに期待したいと思います。