令和5年7月26日（水）の午後2時から、白馬村で、教職員等を対象としたゼロカーボン研修会（第２回）「学校の断熱改修見学会」が開催されます。

教育現場において、総合的な学習（探究）の時間などで環境問題に関する単元づくりの機会が増えていませんか？このような機会に活かせる内容を教職員等に提供することを趣旨として、全4回の研修会を開催しています。

この研修会では、気候変動問題やその対策であるゼロカーボン施策等に関する基礎知識や地域での取組等を座学により学習するとともに、教職員等のグループワークにより学校や地域での環境学習の展開方法を検討します。

グループワークは教職員向けの内容ですが、環境教育に携わる方や工務店の方など、趣旨に賛同される一般参加者も募集しています。また、全4回の研修はそれぞれが連係した内容で構成されていますが、各回単独でも参加可能です。

第２回は、冬の教室の寒さを改善しながら化石燃料の使用量を減らすため断熱改修を発案した高校生と、その想いを受け止めた学校の取組について、当時指導にあたられた白馬高校浅井教諭からお話をお聞きします。

会場は、白馬高校の取組をきっかけにPTAと児童による教室の断熱改修を行った、白馬南小学校です。工法を直接見学し、断熱効果の体験もできます。また、当日は環境分野・教育分野のアドバイザーも参加しますので、総合的な学習（探究）の時間等の授業づくりのご相談もできます。

参加される皆さんには、白馬高校のお話や白馬南小学校の見学と、指導主事やアドバイザーとの対話を通して、学校や地域への展開方法など、自らの課題解決に向けて情報収集をしていただきます。

教職員の方以外にも、一般参加者も募集しています。

今後第3回研修会を9/8（金）に、第4回研修会を11/28（火）に開催予定です。
詳細が決まり次第、くらしふと信州ウェブサイトでお知らせします。

この夏、気候変動のためにできることを一緒に考えてみませんか？