松本地域振興局では、令和5年9月8日（金）の午後3時から、松本合同庁舎で、教職員等を対象としたゼロカーボン研修会（第3回）「地域課題とゼロカーボン」を開催します。

学校では、総合的な学習（探究）の時間などで環境問題に関する単元づくりの機会が増えていませんか？単元づくりなどに活かせる内容を学校の先生などに提供することを趣旨として、全4回の研修会を開催しています。

この研修会では、気候変動問題やその対策であるゼロカーボン施策等に関する基礎知識や、学校や地域でのゼロカーボンの取組について座学により学習します。また、参加者のグループワークにより学校や地域での環境学習の展開方法を検討します。

グループワークは先生向けを中心とした内容ですが、趣旨に賛同される一般参加者も募集しています。また、全4回の研修はそれぞれが連係した内容で構成されていますが、各回単独でも参加可能です。

2022年、第１回脱炭素先行地域に選出された松本市乗鞍高原地区。

2050 年カーボンニュートラルに向けて、民生部門（家庭部門及び業務その他部門）の電力消費に伴う CO2 排出の実質ゼロを実現すること等を目標としたモデル地域です。

第3回研修会では、乗鞍高原の地域住民が抱えている課題（自然環境の変化、少子高齢化と人口減少、山岳観光地として持続できな くなる危機）と、その解決策としてのゼロカーボン施策（脱炭素先行地域への採択）について情報収集することをねらいとします。

後半の演習では、中信教育事務所指導主事や環境分野のアドバイザーとともに、第2回目の研修会で扱った学校の断熱改修事例を振り返りつつ、課題との向き合い方や、地域・多様な団体との連携を通じた総合的な学習（探究）の時間等でのゼロカーボンの展開方法について考えます。

教職員の方以外にも、一般参加者も募集しています。
Webでの受講も可能です。

今後第４回研修会を11/28（火）に開催予定です。
詳細が決まり次第、くらしふと信州ウェブサイトでお知らせします。